小1の壁が不安な看護師ママへ | 後悔しないための「決断軸」としなやかな「働き方」【前編】

看護師

「育休明け、病棟に戻ったけれど毎日残業続き。正直、子育てとの両立が限界…」
「来年から子どもが1年生。勉強や明日の準備のサポート…今の働き方で本当に大丈夫かな?」

そんな不安を抱えていませんか?

こんにちは!看護師歴16年・転職2回を経験してきた、現役看護師の今井真衣です。
現在は小学2年生と5歳の姉妹を育てるママでもあります。

私自身、これまでに急性期病棟から外来、パート勤務まで様々な働き方を経験してきました。
その中で痛感したのは、「子どもの成長に合わせて、働き方の正解は変わる」ということです。
特に小学校入学という大きな節目は、私たち看護師にとって最大の転換期となります。

前編となるこの記事では、16年のキャリアと2人の子育てから見えてきた、「職場選びで後悔しないための決断軸」「ライフステージに合わせたしなやかな働きかた」について、わかりやすく解説します!

この記事はこんな人におすすめ!

  • 「小1」の壁を前に今の働き方を続けるか悩んでいる
  • 子どもの帰宅時に「おかえり」といえる環境を作りたい
  • 看護師としてのキャリア・収入と子育てのバランスを整えたい
  • 転職に失敗したくないので、経験者のリアルな視点を知りたい

結論からお伝えします。

看護師ママの職場選びで後悔しない秘訣は、いきなり求人サイトを開くのではなく、まず「今の悩み」を棚卸しし、「自分が何を大切にしたいか」を明確にすることです。

この記事を読んで、あなたとご家族にとって「最高のバランス」を見つけていきましょう!

今の私を苦しめているものは?子育て看護師のリアルな悩み

「もっと条件の良い職場があるはず」と探し始める前に、まずは立ち止まって「今の働き方の何が一番つらいのか」を整理してみましょう。

大切なのは「今の働き方の何が、どうツライのか」を、頭の中だけで終わらせず、紙に書き出してみることです。
育児と仕事の両立で余裕がない時は、どうしても「なんとなく不安、なんとなく不満」というモヤモヤに支配されがちです。それを言葉にして書き出すことで、自分の悩みを一歩引いて冷静に見つめることができます。

この原因を曖昧にしたまま転職してしまうと、新しい職場でもまた同じ壁にぶつかってしまうかもしれません。まずは「自分の心の声を聴いてみる」ために、思いの丈を書き出してみてください。

16年の看護師人生で多くの仲間を見てきた中で、特に子育て中の私たちが直面しやすい「4つの看護師ママあるある」をまとめました。
あなたの今の気持ちと照らし合わせながら読んでみてくださいね。

1. 急な休みや早退による「うしろめたさ」

特に子どもが未就学児の間は、突然の発熱や感染症が日常茶飯事です。 「どの職場もお互いさま」と頭では分かっていても、ギリギリの人数で回している現場では、電話一本入れるのにも勇気がいりますよね。
同僚への罪悪感から「うしろめたさ」を感じてしまうのは、あなたが責任感を持って仕事に向き合っている証拠でもあります。

2. 「小1の壁」で重くのしかかる夜勤・オンコールの負担

小学校に入ると、食事や着替えといった身の回りの「お世話」中心だった子育てから、子どもの自立を促す「サポート・伴走」が必要な時期へと変化します。
宿題の進み具合や翌日の準備を一緒に確認したり、学校での人間関係に悩む子どもの心の揺れに寄り添ったりと、横でじっくり並走するようなケアが求められる時期です。

しかし、多くの職場で時短勤務や夜勤免除が終了し、フルタイム勤務への復帰を求められるという現実的な壁が立ちはだかります。
夜勤やオンコールで親自身の生活リズムが崩れてしまうと、子どもへの十分な伴走が難しくなり、自分だけでなく家族全体への負担がこれまで以上に大きくなってしまう可能性もあります。

3. 融通が利かない「勤務時間」の壁

看護師の仕事は「決まった時間に全員が揃っていること」が前提の職場が多く、フレックス制などの柔軟な働き方はまだ少数派です。

「中休みにちょっと保護者会へ」
「朝、1時間だけ遅らせて登校に付き添いたい」

こうした細かな調整ができないため、子どものイベントや受診のたびに、貴重な有給休暇を削らざるを得ないのが現状です。

4. 収入と「理想の母親像」の間での葛藤

「家族との時間を増やしたい」「でも、夜勤を辞めたら手取りがガクンと減ってしまう……」 このバランスに悩む看護師ママは非常に多いです。残業ができない夜勤ができないという条件が、結果として「キャリアの停滞」や「収入減」に直結してしまう現実に、モヤモヤを抱えていませんか?

「小1の壁」に負けない働き方!3つの決断軸

子育てをしながら看護師を続けるために、最も大切なのは「今の自分にとって、絶対に譲れないものは何か?」を明確にすることです。

特に子どもが小学生になると、保育園時代とは生活リズムがガラリと変わります。

なんとなく」で職場を選んでしまうと、入職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

以下の3つのうち、今のあなたにとっての優先順位を1位から順につけてみてください。

【家計の安定】収入を優先する

  • こんな人におすすめ: 教育資金をしっかり貯めたい、ローンを早く返済したい
真衣
真衣

収入を優先するなら、夜勤やオンコールなどのある「病棟」や「訪問看護」が候補。ただし、「誰が子どもの宿題や明日の準備をサポートするか」という家族との協力体制が不可欠!

【子どもの伴走】放課後の「居場所」と「情緒」を優先する

  • こんな人におすすめ: 小1の壁による子どもの心の揺れに寄り添いたい、学童に行きたがらない子どもの声にこたえたい
真衣
真衣

クリニックや健診センター、病院外来など日勤のみ・土日休み」が絶対条件!収入は多少下がりますが、慣れない環境で頑張る子どものそばにいてあげられます。

【ママの心の余裕】仕事のストレスを家庭に持ち込まないことを優先する

  • こんな人におすすめ: 仕事が終わった後にイライラしたくない、心身ともに余裕を持って子どもと関わりたい
真衣
真衣

「通勤時間30分以内」「急変がない職場」を選ぶのがコツ!

ライフステージ別:子どもが小さい時期のしなやかな働き方

「小1の壁」や未就学児の子育て。この時期を乗り切るためには、職場の「当たり前」に合わせるのではなく、今の自分たちが使える「環境」をフル活用することが重要です。

16年のキャリアの中で見てきた、3つの選択肢をご紹介します。

1. 職場の「夜勤免除制度」を確認する

職場によって制度の期間は驚くほど違います。「3歳まで」という所もあれば、手厚い病院では「12歳(小学校卒業)まで」免除が可能なケースも。
まずは今の職場の就業規則を確認しましょう。

2. 夜勤のない部署へ異動・転職する

もし今の部署で夜勤が避けられないなら、思い切って「日勤常勤」という働き方へシフトするタイミングかもしれません。 ただし注意したいのは、子どもが高学年になった頃に「夜勤必須の部署へ戻される」という暗黙のルールがないか。
長期的なキャリアを見据え、異動・転職前に「数年後の働き方」も確認しておきましょう。

3. 院内保育・学童保育を味方につける

「職場と預け先が同じ」という環境の最大のメリットは、「お迎えまでの移動時間をゼロにできること」です。
特に、小1の壁に伴ってフルタイム勤務への復帰を求められる時期には、このわずかな時間の差が、生活を回せるかどうかの大きなポイントになります。
最近では、24時間対応の院内保育に加え、病院が提携する「夜間や日曜祝日対応の民間学童」を利用できるケースも増えています。
小1の時期は、子ども自身の生活リズムも崩れやすいため、放課後のサポートが手厚い職場を選ぶことは、収入やキャリアと家族の笑顔を両立させるための、何より心強い味方になるはずです。

まとめ:働き方の「正解」は自分で決めていい

ここまで、小1の壁を乗り越えるための「3つの決断軸」と、ライフステージに合わせた「しなやかな働き方」についてお伝えしてきました。

結論をもう一度お伝えします。
後悔しない職場選びの秘訣は、世間の「当たり前」ではなく、今のあなたとご家族が「一番大切にしたいこと」を軸に決めることです。

看護師として16年歩んできた私だからこそ断言できますが、働き方を変えることはキャリアの停滞ではありません。
むしろ、家族の変化に寄り添いながら自分自身をアップデートさせていく、とても前向きな選択です。

「今の私にとって、何が一番の幸せか」 その答えが少しずつ見えてきたでしょうか。

自分の軸がはっきりしたら、次はいよいよ「具体的なアクション」に移りましょう!

後編の記事では、私の実体験に基づいた「失敗しない職場の絞り込み方」と、小1ママにおすすめの「職場7選」を徹底比較していきます。

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